へメス温泉バスハウス, ニューメキシコ州

江戸っ子の風呂は熱いといわれますが、何度を適温とするかは個人の好みのみならず文化によって規定されます。

アメリカに温泉は数あれど、アツアツの湯を見つけるのは至難の業です。

確かに、ぬる湯の方が体への負担が少なく合理的かもしれません。

しかし、時には目の覚めるような熱湯でスカッとしたいものです。

アルバカーキ・インターナショナル・バルーン・フェスタ

ニューメキシコ州最大の都市、アルバカーキは世界最大の気球祭りで有名です。

Balloon Mob

Photo by Eric Ward – Balloon Mob (2006) / CC BY-SA 2.0

毎年10月の第1土曜から翌週の日曜まで、700もの熱気球が空を埋め尽くします。

へメス温泉浴場

アルバカーキから北方へ1時間ほど車を走らせると、辺りは火山帯となり、あちこちに溶岩の流れた形跡があります。

アメリカ・インディアン(へメス族)の集落の前を通り過ぎてしばらくすると、一本道の両側に宿泊施設が集まっています。

Jemez Springs

へメス・スプリングスの温泉街です。

温泉街には歴史的な公衆浴場があります。

Old Bath House

こちらの廃墟はかつての公衆浴場で、ギグリング・スプリングス温泉の脇にひっそりと残っています。

1800年代後半に建造され、1941年の水害で破壊されるまで使用されました。

Exterior

少し離れた場所にある、こちらの建物が現在の公衆浴場です。

Analysis

日帰り入浴は25分12ドル、50分18ドルと強気な値段設定です。

Souvenir

貸切の内風呂のみがあり、基本的にはマッサージとセットでの入浴が想定されているようです。

Massage Bed

マッサージ台の奥の狭いスペースに、男女関係なく浴槽が並んでいます。

A Private Tub1

薄いカーテンで仕切られているだけですので、プライベート感はありません。

しかし、その泉質が秀逸なのです。

A Private Tub3

左側の蛇口からは湧出点で約80℃の猛烈に熱い源泉を、そのまま掛け流すことができます。

ほのかにアブラ臭を発し、火山性の優れた泉質であることが分かります。

この小さな浴槽に高温の湯を注ぐのでは、とても我慢できません。

A Private Tub2

右側の蛇口から冷水を注いで温度調整することになりますが、実はこれが源泉を寝かせた水で、水道水ではないのです。

好みの温度にするためにどのように調整しても、源泉100%を楽しめる点が素晴らしいと思います。

Jemez Springs Bath House, へメス・スプリングス, ニューメキシコ州, アメリカ
私の好み [4/5]
日帰り入浴
宿泊 なし
公式サイト あり

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Ken Springfield