ギグリング・スプリングス温泉, ニューメキシコ州

肌ざわり、匂い、味…温泉は五感全てに働きかけますが、ブログという媒体でその魅力を一番お伝えしやすいのが、色彩です。

イエローストーン国立公園の熱水泉を彷彿とさせる、魅惑のエメラルドグリーンの温泉を訪れます。

ソーダ・ダム

へメス・スプリングスの温泉街から車で5分ほど走った幹線道路沿いに、珍しい光景が見られます。

Soda Dam1

温泉成分が堆積して川をせき止め、迫力のあるトンネル状の滝が出来上がっています。

道路の反対側には自噴している源泉が確認できます。

Soda Dam2

このわずかな湧出量で、あの巨大な析出物を形成するのにどれほどの時間がかかったのでしょうか?

なお、ここでの入浴はおすすめできません。

滝への観光客から丸見えで、湧出温度も低めです。

ギグリング・スプリングス温泉

至る所に野湯が見られるのが魅力のへメス・スプリングスですが、きれいに整備された温浴施設を求めるなら、ギグリング・スプリングス温泉がおすすめです。

Entrance

日帰り入浴の料金は一時間の制限時間がありながら25ドルとなかなかの高額です。

Exterior

しかし、この美しいにごり湯を目にすれば、その高値にも納得できることでしょう。

フロートが用意されており、現実離れした色の湯の上に、入浴客がぷかぷかと浮かんでいます。

温泉の色彩は、基本的には成分で決まりますが、それ以外にも、浴槽の色、深さ、光の加減…様々な条件で決定付けられます。

ギグリング・スプリングス温泉では、単一の源泉が様々な見え方をするのを実感できます。

Shallow Pool1

源泉温度は61℃と高温のため、浴槽への投入は断続的に制御されています。

常にかけ流しとはいかないのは残念な点です。

Floating

しかし、入浴料の高さもあってか客は少なく、浴槽は清潔に保たれています。

Shallow Pool2

川沿いの浴槽は最も小さいため、新鮮な源泉を楽しめます。

Hottest Pool

特段の匂いはないものの、浴槽の底には湯の花が沈殿し、湯口やふちの析出物からも、極上の泉質であることがうかがえます。

Water Outlet1

含有成分が多く、直射日光を浴びながらの入浴となるので、湯あたりには注意する必要があります。

Water Outlet2

同じ源泉が使用されながら、浴槽の深さの違いで、イエローストーン国立公園の熱水泉を思わせる鮮やかなエメラルドグリーンに見える場合もあります。

Deep Pool

様々な条件により「十湯十色」の魅力があることが分かる好例です。

Giggling Springs Hot Springs, ヘメス・スプリングス, ニューメキシコ州, アメリカ
私の好み [3/5]
日帰り入浴
宿泊 不可
公式サイト あり

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Ken Springfield