オレゴン州

クリスタル・クレーン・ホットスプリングス - アメリカの温泉

アメリカ合衆国本土で最も人口の希薄な地域の一つ。

何もない大地の真ん中で、湯けむり越しの地平線から昇る朝日を見ようぞ!

オリジナルティあふれる一軒宿

オレゴン州南東部、ハー二ー盆地は降水量の乏しい高地砂漠で、ほとんど人が住んでいません。

Entrance

クリスタル・クレーン温泉は、そんな過酷な大地で営業している一軒宿。

広々とした敷地内に、多くのキャンピングカーが停まっています。

Office 1

宿泊も日帰り入浴も、妙に天井の高いオフィス棟でチェックインします。

Office 2

オフィス棟の右半分はウッディな雰囲気のロビーになっていて、ホットコーヒー注ぎ放題。

Dining

共用のキッチンはオフィス棟の隣の小屋の中にあります。

冷蔵庫、電子レンジ、電気コンロ、調理器具、食器類を完備。

Kitchen

宿泊には様々な選択肢があります。

キャンプ場、RVサイト、アパート、キャビン……

Apartment

イーグル・ネスト・ティピー

私のイチオシは、グランピング(豪華なキャンピング)です。

というのも、専用の温浴槽が付いているから。

Glamping 1

グランピングには4つのオプションがあって、そのうち3つが巨大なティピーの中に泊まるというもの。

ティピーとはアメリカインディアンの一部部族の野営用住居で、キャンバス布の天幕で覆われています。

どれも暖房あり、扇風機あり、トイレなしといったアコモデーション。

Glamping 2

3つのティピーのうちイーグル・ネスト・ティピーだけが、内部に浴槽を備えています。

その他2つは、木柵で囲われた露天に浴槽を設けています。

Eagle Nest Teepee 2

イーグル・ネストだけ、その構造のため玄関にカギが存在しないので、気になる人は避けた方がいいかも。

私はといえば、その唯一無二の内装に感動!

Water Outlet

湯口での実測、泉温56℃のアツアツ源泉を掛け流し。

無味無臭、湯の新鮮さの際立つ浴感です。

Eagle Nest Teepee 1

上半身はフカフカのベッドの上、下半身は風呂の中なんていう禁断の試みも可能。

気持ちよすぎて私は秒速で寝ました。

ミニマルな貸切内風呂

Bathhouse 1

オフィス棟の真向かいには、年季の入ったバスハウスがあります。

天井の木目が渋い……

Bathhouse 2

男女別のシャワールームだけでなく、先着順で利用できる貸切内風呂もあるので見逃せません。

Bathhouse 3

細長い個室に収められているのがそれ。

ミニマルな内装も、ちょっと斜めっている飾り窓も、素敵。

湯けむり越しの地平線

Waterfront Cabins 1

4棟並んだキャビンの向こうには、屋外プールがあります。

Waterfront Cabins 2

プールといっても、もちろん温泉使用で39℃程度に維持されていました。

Large Pool 2

底面は砂利敷きで傾斜が設けられ、ところどころ岩石が配置されて自然の雰囲気。

塩素消毒はありません。

Large Pool 1

これは泉源。

85℃という高温の源泉の冷却装置と一体化しています。

Source

プールへ新湯を投入する湯口は、オリジナリティあふれる形状。

手前に勢いよく飛び出しているのは適温です。

Water Outlet 2

一方、奥でチョロチョロ滴下しているのが火傷するぐらい高温なので要注意。

あるぱか
何でこんなに複雑な形状なの?
男のロマンだよ。
かぴばら

Water Discharge

プールからの排水は、水路を通じて隣の池へ流出します。

この池の中央部にある小島にも、どういうわけか湯けむりを発する湯口が存在しています。

Duck Pool

ハー二ー盆地から海へ注ぐ川はなく、いくらもしないうちに温水は地中に染み込み、再び温泉として日の目を見ます。

東の空から朝日が昇ってきました。

Sunrise

湯面と地平線はほぼ同じ高さにあります。

太陽なんて毎日昇っているのに、どうしてこんなに感動するのでしょう。

まとめ

Crystal Crane Hot Springs, バーンズ, オレゴン州, アメリカ

私の好み

  • 種類
    宿泊、日帰り
  • ルール
    水着着用、部屋風呂、貸切
  • 塩素消毒
    無し
  • 泉温
    85℃(湧出点)

公式サイト

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