【廃寺が大変身!】三草二木 西圓寺

温泉に入れるお寺を知っていますか?

温泉と宗教はしばしば結びつきます。

今回ご紹介するのは廃寺を転用した温泉で、現役の宗教施設ではありません。

しかし、かつてのお寺が担っていた「地域の人々のよりどころ」を体現しており、そこでは温泉が重要な役割を果たしているのです。

まとめ

現役の寺にしか見えません

Blue store curtain

昔ながらの集落の中に立地するその施設にはとても温泉があるようには見えず、どこからどう見てもお寺です。

それもそのはず、1473年創建の「西圓寺」が廃寺になっていたのを社会福祉法人がリノベーションして、高齢者のデイサービスや障がい者の就労支援など、地域の人たちのための場として再生したのです。

のれんの意匠から分かるように、若者向けの洗練された印象すら与える見事なリノベーションといえるでしょう。

Main hall

お寺の本堂は原型をとどめながら、大胆にもカフェに変身しています。

カフェでは濃厚抹茶アイスがのった「寺パフェ」が人気で、地域の人たちの場であると同時に、観光客もターゲットにしているようです。

うぐいす色の本格的な温泉

Indoor Bath

わずか400円の入浴料金を払い、やや手狭な脱衣所を出るとそこが内風呂です。

浴槽は広くとられていますが天井が低く閉鎖的な雰囲気があり、私はそそくさと退散しました。

Open-air bath

一方、露天風呂は古い湯治場のような風情ある壁に囲まれ、集落の中で決して広くはない空間をうまく演出しています。

また、泉質が思いのほか特徴的な、本格的な源泉であることに気づかされました。

Water outlet

写真のように独特なうぐいす色のにごり湯で、塩素消毒こそされているようですが嫌な臭いはなく、むしろ強い金気臭を感じます。

塩分などの成分を多く含み、熱めの温度も相まって、体の芯からホカホカと温まってきます。

まとめ

ここがいいね!

塩気がかなり強く、しっかりと温まる本格的な温泉にお寺で入れる非日常

ここがあと一歩

基本的には地域の人たちのための温泉で、内湯と脱衣所が窮屈な印象

三草二木 西圓寺, 小松市, 石川県, 日本
評価[3/5]
日帰り入浴YES
宿泊NO
公式サイトYES

そういえば…

こちらは新興宗教の施設に付属する温泉です。

Misogi No Yu

みそぎの湯, 永和温泉, 愛知県, 日本

基本的には信者専用ですが、「みそぎ料」200円を払えば誰でも入浴することができます。

手作り感あふれる浴槽はやや清潔感に欠けますが、泉質は第一級。

温泉があまり湧かない愛知県では随一の泉質で、ご利益にも預かれそうです。

中部地方の温泉


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