【プレートテクトニクス】南紀白浜温泉 温泉民宿 望海

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温泉はなぜ温かいのでしょうか?

火山帯の温泉であれば、マグマで地下水が温められたんだろう、くらいの想像はつきます。

しかし、辺りに活火山の無い地域に、触れば火傷するほど熱い湯が湧く場合は説明できません。

実は、地球のプレートの動きが生み出している温泉があるのです…

気軽なビーチリゾート

大阪から車でわずか2時間の距離に、これほど美しいビーチが広がっていることは驚きです。

Shirahama Beach

Photo by Henry Burrows – Shirahama Beach (2007) / CC BY-SA 2.0

この観光地に湧く温泉は、実は日本書紀にも登場し、日本三古湯の一つに数えられます。

 南紀白浜温泉には複数の源泉がありますが、私が最も気に入っているのは「甘露の湯」。

Appearance

この源泉は、今回訪れる民宿のほか数件の旅館でしか使われていません。

民宿は、海からやや離れていますが小高い丘の上にあり、「望海」という名のとおり部屋から海岸線を望むことができます。

View from Windows

夕食には豪勢な海の幸が提供されますが、一方で浴室はいたって質素。

男女別の内風呂が一つずつあるのみです。

しかし、南紀白浜の源泉の中は比較的塩分が少なく、弱い硫化水素臭を伴う高温(湧出点では86℃)の湯がかけ流されているのです!

Indoor Bath

地球は生きている

紀伊半島には活火山が無いにも関わらず、これほど熱い湯が自噴する原理は、長らく謎に包まれたままでした。

確かに地球の中心は熱いので、一般的に100m掘削すれば3℃温度が上昇します。

しかし、これほど高温ともなると、地下3kmより深く(上昇する過程で冷めるのも考慮)の水が自然に上昇していることとなり不可解です。

Water Outlet

2000年代に入ってようやく、地球のプレートの動きが関係するらしいことが研究結果により判明しています。

つまり、南海トラフ周辺で、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に年間約4cmの速度で潜り込んでいますが、それに伴い海水が地中に運ばれます。

そして、プレート同士の摩擦に伴う高温・高圧で脱水作用が起き、逃げ場を失った熱水が南紀白浜を目がけて上昇しているというのです。

地球が生きていることの明かしが、ここにあります。

まとめ

😆 ここがいいね!

南紀白浜の中でも特に泉温が高く、肌触りが良い

😥 ここがあと一歩

なし

温泉民宿 望海, 南紀白浜温泉. 和歌山県, 日本
評価
日帰り入浴 NO
宿泊 YES
公式サイト YES

そういえば…

南紀白浜で有名な共同浴場といえばこちら。

Saki No Yu

崎の湯, 南紀白浜温泉, 和歌山県, 日本

太平洋にせり出した絶好のロケーションで、休日は観光客でごった返しているのが玉にキズです。

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