【アメリカ最古の温泉】オホ・カリエンテ・ミネラル・スプリングス・リゾート・アンド・スパ

温故知新とはどういう意味でしょうか?

有名な四字熟語ですので、『古い物事を究めて、新しい知識や見解を得ること』という文字通りの解釈はよく知られています。

アメリカ最古の温泉を訪れて、その隠された意味を考えます。

まとめ

古きを温め

ニューメキシコの州都、サンタフェはアメリカ合衆国建国よりはるか昔の1610年に、スペイン領の州都として創設された古い歴史を持つ都市です。

街の中心部からタオス方面へ車を走らせること1時間、アメリカ最古といわれる温浴施設にたどり着きます。

Entrance

豊富な温泉資源を囲んでアメリカ・インディアン(テワ族)の遺跡が数多く残る地域に、1868年に開業したこちらのホテルは、当時の建物がサウナ棟として活躍するなど昔の姿を残しています。

しかし、古めかしい印象はなく、アドビ様式の抑制の効いた建築がむしろ現代的なリゾート感を演出しています。

この地には4種類の泉質の異なる源泉が湧出し、それらの違いを存分に楽しむことができます。

The Soda Pool

こちらの浴槽に満たされているのは炭酸泉とされ、唯一屋内に設けられています。

一方こちらは含鉄泉とされ、大きな崖のふもとに金気臭を伴う源泉が注がれています。

The Iron Pool

ヒ素泉という、少し恐い名前の源泉があります。

どういうわけか、先ほどの炭酸泉よりも強烈な泡付きを体感できました。

The Arsenic Pool

少し目先を変えて、泥風呂もあります。

コロイド状の泥で顔や体をパックすることで、美容効果があるといわれています。

Mud Bath

こちらは精神疾患に有効な成分を含むリチウム泉。

泉質や泉温(27~43℃)の微妙に異なるこれらの湯が、それぞれ異なる浴槽にかけ流しで提供されており大いに賞賛に値します。

The Lithia Pool

この地に入植して間もなかったアメリカ人はもちろん、古のスペイン人やインディアンの時代からその価値が認められてきた深緑色の湯。

温故知新の語源となった論語の一節をひも解くと、後半部分が省略されていることが分かります。

子曰しいわく、ふるきをあたためてあたらしきをる、もっるべし。

アメリカ最古の温泉に浸かり、現代にも通用する素晴らしい価値を認識するだけでは、足りないのです。

湯からあがったら、人を教え導くことが求められているのです。

だから、私は温泉の魅力を発信しています。

まとめ

ここがいいね!

4種類の泉質を堪能できる丁寧な湯使い

ここがあと一歩

休日は日帰り入浴32ドルと割高な料金設定ながら、混雑している

Ojo Caliente Mineral Springs Resort & Spa, オホ・カリエンテ, ニューメキシコ州, USA
評価[5/5]
日帰り入浴YES
宿泊YES
公式サイトYES

ニューメキシコ州の温泉


アメリカの温泉

コメント

  1. massimoさん
    温泉の世界で師と為るべく、修行中の身です。
    引き続きご支援よろしくお願いします。

  2. massimo より:

    毎回、楽しく拝読しています。

    今回のオホ・カリエンテ、まさにホットな知の泉ですね。
    温故知新の本旨、心に刻みます・
    ”以て師と為るべし”

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