【先住民の足跡】ミドル・フォーク(ライトフェザー)ホットスプリングス

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アメリカの先住民といえばアメリカ・インディアンでしょうか?

それは誤りではありませんが、何でもかんでもインディアンの一言で片付けてしまうのは乱暴です。

ニューメキシコの山中に、彼らの祖先が生活していた岩窟住居が残っています。

その周辺には、今でも温泉が自噴しているのです…

ヒラ岩窟住居国定記念物

モゴヨン族は、西暦200年から1400年ほどの間、現在のアメリカ合衆国南西部からメキシコ北部にかけて活動したアメリカ・インディアンの祖先の一つ。

Artifacts of Time

Photo by Tom Blackwell – Artifacts of Time (2008) / CC BY-NC 2.0

広大な大陸において、彼らが何かから身を隠すような形で家を建てた点は注目に値します。

スペイン人の侵入が始まる以前、厳しい干ばつのため部族間の抗争が激化していたと推測されています。

小冒険

Trailhead

今回訪れる野湯までは、ビジターセンターからのハイキングです。

道中は歩いて川を渡る必要があり、冒険気分を盛り上げてくれます。

Big Rock

ヒラ川をさかのぼることわずか20分、いわくありげな巨岩が姿を現します。

その場所から川原を望むと、モウモウと湯煙が立ち昇っているではありませんか!

Steaming

川原の土手から自噴する源泉は、54℃ほどの激アツです。

温泉成分で赤茶色に染まった湯だまりで多少冷却されるものの、入浴できる温度ではありません。

Characteristic Color

そのため、川に突き出した露天風呂で大胆に加水して、ようやく適温となります。

モゴヨン族は1400年頃に散り散りになり、現在のアメリカ・インディアン(プエブロ)の源流をなしていると考えられています。

Tubs in the River

彼らはどんな未来を思い描いていたのでしょうか?

子孫は「新大陸」を発見したスペイン人に征服され、その後はアメリカ人によって徹底的に「民族浄化」されることとなりました。

歴史的呼称としてのアメリカ・インディアン(American Indians)をネイティブ・アメリカン(Native Americans)に読み替える近年の風潮は、今日まで続く偽善に満ちた民族浄化に加担するという見方もあります。

モゴヨン族の生活と共にあった温泉は、今も変わることなく湧き続けています。

まとめ

😆 ここがいいね!

岩窟住居と併せて訪問できる

😥 ここがあと一歩

相当加水しないと入浴できない高温

Middle Fork (Lightfeather) Hot Springs, ヒラ国立森林公園, ニューメキシコ州, USA
評価
日帰り入浴 YES
宿泊 NO
公式サイト NO

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