【時流の変化】長島温泉 オートレストラン長島(閉鎖)

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温泉経営はどんな時に行き詰まるのでしょうか?

通いつめた温泉が店を閉めざるを得なくなるのは何とも寂しいものですが、今までそんな別れを何度も経験してきました。

時流の変化に追随できない温泉が増えているのです…


2017年5月より食堂部分が「オートレストラン そら」として再開しましたが、温泉の復旧の目途は立っていません。

勝者

植物園への訪問客が激減する冬季に、大規模なイルミネーションを仕掛け見事に時流に乗った観光スポット、なばなの里。

7242 ***

Photo by Miyuki Kobayashi – 7242 *** (2012) / CC BY-ND 2.0

周辺の道路が至るところで大渋滞を引き起こすほどです。

そして敗者

その傍らで、ひっそりと消えていった温泉があります。

Appearance

オートレストラン長島は、2017年3月をもって閉店しました。

そもそもオートレストランとは、長距離トラックのドライバー向けに24時間、簡易的な食事を提供する業態で1970年代に発展。

しかし、コンビニやファーストフード店の台頭で急速に姿を消し、一部が何とか生き残りました。

その中でもオートレストラン長島は、長島温泉の優れた泉質を気軽に楽しめるとあって、多くの人々に愛されてきました。

Indoor Bath

昭和に取り残されたような店構えとは裏腹に、浴室はホテルの大浴場のように明るく清潔でした。

浴槽は3つに分かれ、右奥の湯口のある浴槽には高温の源泉が注ぎ込まれ、刺青の入った強面の男が、何事もないように鎮座していました。

Pot Bath

長島特有の強いモール臭を伴う黄味がかった源泉は、屋外の釜風呂にもふんだんに注ぎ込まれていました。

交通量の多い名四国道沿いですので、露天風呂にはトラックの行き交う爆音が響いていました。

Scenery from Pot Bath 

駐車場を挟んで反対側には同じ名鉄グループの経営する「クアハウス長島」という名前の日帰り入浴施設がありますが、老朽化が進んでいます。

価値観の多様化と共に、温泉だけでは人を引きつける魅力が弱まっているのでしょうか?

長島の優れた泉質を気軽に楽しめたオートレストラン長島の閉店は、非常に残念です。

まとめ

😆 ここがいいね!

外観からは想像できない清潔感ある浴室

😥 ここがあと一歩

トラックドライバーと地元民以外を拒む、古めかしい店構え

オートレストラン長島(閉鎖), 長島温泉, 三重県, 日本
評価
日帰り入浴 YES
宿泊 NO
公式サイト NO

そういえば…

成分の濃い温泉では、配管の詰まりが経営の行き詰まりに直結します。

Shibusawa Onsen

渋沢温泉, 上田市. 長野県, 日本

湯の表面の油膜が特徴的なこちらの温泉は、配管の詰まりを解消する費用を捻出できないとのことで、2017年5月をもって閉鎖しました。

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